2022年03月16日更新

マイホームが快適になるおすすめ設備【収納編】

マイホームを快適にする設備で外せないのが収納部分です。収納は多いに越したことはなく、適度に場所を確保しておくと部屋をすっきりと見せることが可能になります。ウォークインクローゼットは設けられるようになりましたが、各自の部屋だけでなく家のあちこちに物を入れるスペースがあると大変便利です。

おすすめの設備はパントリーや土間、ニッチになります。パントリーはキッチンもしくはキッチン横に設置されることが多く、食品や飲み物のストック、調理家電などを入れることを目的としています。スペースにもよりますが、大きな食器や置き場所に困る調理家電も収納することができ、キッチンを広くすることができます。さらに災害に備えて備蓄品を保管することもできるので、防災面での意識も高まります。

パントリーにはウォークインタイプと棚タイプがありますが、おすすめはウォークインタイプです。棚よりも収納力があるほか、歩いていくスペースがあるので物の出し入れが簡単である、管理がしやすいといったメリットがあります。家事をする上で動線確保は大変重要であり、使い勝手が良いと家事が大変はかどります。食器棚を設置する必要もなくなるので、LDKタイプの間取りでもすっきりと見せることができます。

土間は玄関横に設置されます。雪や雨が降るなどして衣服が濡れた場合、土間がないとそのまま家の中に入らなくてはなりません。ですが土間があることでその部分で脱ぐことができ、家に汚れを持ち込むことはなくなります。さらに玄関はスペースが限られており、いろいろなものを置くとごちゃごちゃとした印象になってしまいます。土間は子供の遊具やベビーカー、靴や傘、もらった野菜などを置くことができるので大変便利です。

なお土間はカスタマイズをすることができる空間であり、パイプを設置しコートをかける、空気洗浄機能がついたものにする、床暖房を入れることができます。床暖房に関しては寒冷地に適している設備であり、雪が入ってしまった靴なども一晩おいておくと乾きますし、スキーウェアもかけておくと乾かすことが可能です。床暖房を入れた場合、夏の間は暖房を切ることができるので、季節に応じた対応ができるのが魅力になっています。

ニッチはちょっとした空間を収納スペースにしたものであり、壁をくりぬいて作られています。大きいスペースになることはなく、玄関に設置した場合は鍵を置くことができ、季節の花を飾るなどアレンジすることもできます。トイレに設置した場合は予備のトイレットペーパーを置くことができるので、生活感を感じることはありません。むき出した状態が嫌な場合はカーテンなどを付けることもできます。